33歳のクリボッチ。。
とうとう33歳になってしまった。
世間でいう所の彼氏居ない歴と、相手が居ない状態のクリスマスを迎えた回数がぴったり重なる私。
20代では周りに「クリスマスのご予定は?」と彼氏とのお付き合いを想定した言葉を掛けられたりしたのだけど、さすがに30過ぎたら変に気を遣われる身分になってしまったようだ。
掛けられる言葉は「好い人見つかるといいね」「相手は居ないのか?」「孫抱きてぇな」等、結婚やその先の事をほのめかす言葉ばかり。
とても、お腹一杯。
世の中が未だ恋をして、結婚して子どもを育てるのが、健全な男女だと思ってるのだから仕方ない。
私はすっかりその流れから取り残されてしまって、恋を知らず、結婚に関心を持てず、子育てに関しては世間のお父さんお母さん頑張って!位にしか思わない30代になってしまった。
身近に気楽に会える友達は居ない。
物理的に近い所に住んで居ても、主婦業やお母さんが忙しいので、会う事はほとんどない。
友達と楽しく騒ぐ事も、私には縁遠い事だ。
だから私はクリスマスケーキを下げて、家族が待つ家に帰るしかない。
父母も老いて陰りが見える。
いつまで私は家族とクリスマスケーキを食べられるのだろうか。
漠然と考える。
お一人様を想定しないクリスマスメニューは、家族が欠ける毎に買う必要性はなくなるね。
私は家の外では常にひとりぼっちだ。
なら、友達を作れば良いじゃないか、と人は云う。
そんな簡単に考えられたら、私はひとりぼっちにはならないよ。
誰と一緒にいても、誰と関わっても私は寂しい。
クリスマスになるまで集え騒げとはやし立て、クリスマス当日には飾りを取り払って良い新年を迎えましょう、と切り替わる。
うんざりするから、クリスマスは無しにしない?
誕生日を迎えて、気持ちを切り替えて頑張ろうとする気持ちが萎えるわ。
(とりあえず)ハッピー(なんて全然思ってないけど)メリークリスマス(って云っといてあげるよ)。